理事長所信

Greeting

羽曳野藤井寺青年会議所2024年度理事長高橋
2024年度 理事長

2024 年度 理事長所信

理事長 髙橋 功

スローガン

挑戦 

~ 0から1への改革 ~

   


はじめに

 青年会議所運動の最大の魅力は、「ひとの成長にある」と私は考えます。
そして、ひとの成長にかかせないのが「挑戦」です。
なぜならば、「挑戦」することで、失敗し、学び、より良い次の「挑戦」へと繋げることができるからです。
さらに、「挑戦」する機会がたくさんあるのが、青年会議所です。
だからこそまず1歩。半歩でも。0から1へ、自分自身の改革のために挑戦しましょう。


ひとづくり

(メンバーの成長)

 あなたは、生まれてすぐに歩くことが出来ましたか?お箸をすぐに使えましたか?
その様な赤ん坊はいません。世界中の赤ん坊が転び、泣き、失敗をしています。
その中であなたは「挑戦」し、失敗し、学び、成長した結果、歩けるようになり、お箸を使いこなすことができ、たくさんの事が出来る様になったのです。それだけではなく、家族みんながあなたの成長を喜んだことでしょう。「挑戦」の先にある成長には、周りの人を幸せにする力もあります。
青年になり様々な知識と経験を得て成長した今こそ、その成長をもってさらなる「挑戦」をしましょう。周りには、あなたを助けてくれる沢山の高い価値観をもったメンバーや先輩達がいます。加えて、あなたがぶつかっている壁を壊す知識をもっているはずです。今こそ「挑戦」しよう。その先には成長したあなたと、喜びや、笑顔に溢れるたくさんの人たちがいる事でしょう。


子どもたちの成長

 近年、国際事業(サッカーワールドカップやワールドベースボールクラシック)等で、日本の人々の良い立ち居振る舞いが多く取り上げられています。スタジアムの清掃、ロッカールームの清掃、勤勉さや礼節。これら、私たちが誇れる事例の根幹は日本の教育機関のシステムの賜物だと私は思います。一方、子どもたちを支えてくれている教員にかかる負担は、諸外国と比べると高水準となっており、教員の働き方改革が必要とされています。また、日本人が国際的にみて低いとされている「自己肯定感、主体性、社会参画の意識」など、子どもたちが自らの力を育み、能力を引き出し、主体的に判断し行動するという能力を育まなければなりません。私たち青年会議所はこのような課題を受け止め、本年も青少年育成事業を前向きに取り組んで参ります。子どもたちに「挑戦」をする機会を提供し、学びと失敗を経験してもらい、自らの考えの発信や行動できるような成長の場を提供すると同時に、各種教育機関の一助となれるような事業展開を行いたいと考えます。


結びに

 「挑戦」をすることによって、あなたはたくさんの失敗をし、学び、成長することでしょう。
その「挑戦」の結果や経験を、メンバーや家族、友人、会社の同僚と分かち合い、共に悔い、共に喜びましょう。「挑戦」することの大切さを広げましょう。私たちの理念を共感してもらいましょう。それこそがわたしたちの使命です。それがいつしかまち全体に広がり、「挑戦」をし続ける、明るい豊かなまち「羽曳野市」「藤井寺市」になることを私は願っています。


最後になりましたが、2022 年に一般社団法人羽曳野青年会議所と一般社団法人藤井寺青年会議所が合併してから2024 年で3 年目を迎えることとなりました。本年度も両青年会議所が培ってきた熱い思いと伝統を引き継ぎ、羽曳野市、藤井寺市にとって更になくてはならない団体となれるよう、メンバー一丸となって運動発信をする所存です。
羽曳野市、藤井寺市をはじめとする行政、各種団体関係各位の皆様方並びに、敬愛する先輩諸兄姉の皆様にはより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。